体操教室と、最近読んだ本の記録📚
1週間前にひいた風邪も治り、昨日は毎週通っている体操教室に行ってきました。
週1回のこの体操は、私にはなくてはならないものですが
昨日は特にどうしても行かなければ!!という理由があり
(風邪なんかで休んでいられない(←仕事は休んだ笑)、しかし咳をして出席するのは迷惑極まりない)
治ってホッとしました。
その理由というのは
体操の創始者であるK先生が授業をするかもしれないと聞いていたからです。
体操を始めて一年半、その間K先生にお会いしたのは一回だけ。
K先生は平日の、ある時間帯のクラスを受け持っていらっしゃるようですが
私は通うことができないので授業を受けたいと思っていても叶わず、
こんなチャンスを逃してはならない!、と。
授業が始まるまで、本当にいらっしゃるのかドキドキしていましたが
いつも受け持ってくださるH先生が
「今日はK先生がレッスンをやります。カメラマンの撮影が入りますが生徒の方はボカシますので云々・・・・」
と言われたときは、思わず”ヤッタ\(^_^)/”と小さく叫び、
まるで大好きなアイドルを待っているファンのような面持ちで
89歳の先生をワクワクしながら心待ちにしてる私っていったい何なんだ、と自分にツッコミつつも授業が始まりました。
この体操を知らない人が傍から見たら、きっと
なんて簡単で何の変哲もない動きを一生懸命にやっているんだろう、
と思うかもしれません。
もしかしたら、つまらない、体に効果なさそう、と思うかもしれません。
でも、先生の言われたことをその通り実践することは、実はすごく大変なのです。
座って開脚し、太ももの内側に力を入れたいだけなのに
筋肉は(体は)、脳で(頭で)思ったようには動いてくれないのです。
つまりそれは脳と筋肉が繋がっていない状態なのですが、それを繋げて筋肉を育てていく作業がこの体操の肝なのです。
以前何かの記事で
「一流のアスリートは、頭でイメージしたものと体の動作が一致している」
というようなことを読んだ記憶があります。
もちろんこの体操はアスリートを目指しているわけではないですが、
脳で指令を出したものが正しく体に伝わり動く、という概念は通じるものがあるなとその時思ったものです。
それにしてK先生の体は、しなやかに力強く軽快に動く。動く。動く。
立ち姿・歩き姿もシャキッとして美しい。
若い生徒たち(←おばさんたち笑)の誰よりも、きちっとした筋肉を持ち、関節の可動域が広い。
何歳になっても体が自由に動くということは、自由に生きられるということ。
そうありたい。
私はこの体操に出会い、身体に対する考え方が大きく変わりました。
今までいかに自分の身体を粗末にしてきたか。
「食」には気を付けてきたけれど、食べても身体を動かさなければその栄養は効力を発揮しきれない。「食べることと動くことは両輪」
そして、ただたくさん歩いても、ただやみくもに筋トレしても正しく理解して動かなければ身体を壊してしまわねかねないこと。
たったひとつしかない自分の身体を慈しみ愛すること。
(スタイルが悪いとか、ここが嫌いとか言っていると、その言葉は骨の髄まで染み込んでしまうらしい。)
授業の最後に集合写真。
たまたまK先生の隣に座った私は、先生と腕を組み、手を握り、
そんなことを「嬉しい!!頑張ろうね!!」と喜ぶ少女のような可愛らしさ溢れるK先生。
私ももちろん嬉しかったです♡
多分この先、このことをずっと忘れないと思う。
読んだ本の記録。
5月から記録を付けていませんが、あまり読んでいないのも事実。
写真だけアップしておこう。
「押し、燃ゆ」は感想を書き殴ったメモがあるが、汚すぎて読み返す気がしない…
「海と毒薬」に続き、読んだ。
きちんと読んだのは実は初めて。夏目漱石「こころ」。
最初の村上春樹も、やっぱり「村上春樹」であった。
ゴッホの物語も読んでみたくて。
息子に薦められて読んだ平野啓一郎。なかなか面白かった。
前から読んでみたかった本。”色に非ず”
大好きな吉本ばななさんの短編集。
角田光代さんの文章は、すごくなめらかでスッと気持ちに入ってくるから読み易い。
急に蒸しパンが食べたくなり、作りました。
甘さ控えめで自分好みに仕上がった。美味しい!!^^